陽菜side




「おかわり〜」


あの後、泣くだけないて純也と一緒に居酒屋へきた私



「バカッ、もうこれ以上飲むなよ!
吐くぞ!」



そんな純也の忠告も受け入れずごくごくとお酒を飲み進めていく


「お前、さっきからスマホなってるぞ?
出なくていーのか?」


なんていう純也だけど、


「しらなぁ〜い
よぉーなんかもぉしらなぁ〜い

あの、女の人とずっぅ〜〜〜と居ればいーのよぉ〜

あたしなんてもう………もう好きじゃないんだからぁ………」



もう、何もかもが嫌になってる私にとってもーどぉでもよかった



「あのなぁ〜ひ「ゔっ!吐くっ」


純也が何かを言いかけたけど突然、激しい吐き気に襲われて、私はトイレへ駆け込んだ



「おーい、大丈夫か?」



トイレの外から純也の声が聞こえる



「ゔぅ〜ー気持ち悪い……」



胃の中が空っぽになるほど吐いてトイレから出るとそこには心配そうにした純也が立っていた



「お前はアホか!
あんだけ言ったのに!」


純也はそういうとあたしのおでこにデコピンをした。


そして、あたしの手を握って


「ほら、あっちいって水もらってくるぞ」


と言った



席に戻ると、


「これ飲めよ、胃薬」


と、純也が差し出してくれた薬

「ありがと」


と言ってその薬を飲んでいると



ガラッと店の引き戸が開いて、

それと同時に

「陽菜!」


という声が聞こえた