「ふわあぁぁぁあ~」
良い天気、空は青く澄んでいて
雲が全くない。
綺麗な青空
そんな静かな屋上で
銀髪の女子が寝転んでいると
「瑠熨ちゃん!卒業式始まるよ!!」
薄紫色の髪の女子が
駆け寄ってきた
「おぅ!!行く行く!!」
銀髪の女子は床を蹴り上げ
だるそうに歩いていく
うん いい天気だ
放課後 特別科 1年G組
「瑠熨ちゃん 写真撮ろうよ」
薄紫色の髪をした少女が
話をかけてきた。
彼女の名前は雪城 和
(madoka yukishiro)
あ、ちなみにあたしは
冬真 瑠熨(rui touma)
ある夢に向かって突っ走っています。
まぁ 野暮ったい話はおしまい
私も今日で中学(中等部)卒業,,,
このまま高等部にあがるつもりだが
「雪城 お前高等部にあがる為の
試験、受かったのか?」
「もっちろん!!命の恩人の瑠熨ちゃんに
恩返しするまで付いて行くんだから!!!」
雪城 和は普段はおとなしく
物静かな女の子である。
そんな雪城が食いつく様に物を言う時は
珍しい。まぁ あたしにとっては
邪魔くさいだけなんだけど,,,ね
「はぁ~面倒くさい・・・」