1人、残された屋上
ちょっと冷たい風が私の頬を突き刺す
時計をみるとまだ時間があった
「ん〜暇だなぁ…何しよ…」
・
・
「神崎さ〜ん」
誰もいないはずの屋上で誰かの声が
聞こえた
屋上のドアに目を向けると
見たことある2組の3人の女子がいた
「ん?なんか用あるの?」
私はそう返すと
女子たちは私のところにきた
「あるよ…ちょっと言いたいことがありまして」
「うん」
「あのねもうこれ以上、綾汰くんや罹温くんに近づかないでくれるかな?」
睨むような目つきで女子たちは
私を見る
「理由は?」
「じゃまだから?だから近づけないように警告しとこうと思って」
「…そう でも私、離れることはできない」
「・・・っ!」
「綾汰は1人しかいない幼馴染だし、
そんなあんたなんかの警告にのる必要はない…」
1人しかいない幼馴染なんて…
嘘…
今の私には片思いの相手しか見えないはずなのに
「いいわ…じゃ、覚悟しときなさいよ」
そう言い残し2組の女子3人は
教室に帰っていった
あの3人の顔は
まぁ…目つき怖かったけどねw
…そりゃそうだね←
嫉妬?してるわけだしw
「〜♪〜♪」
予鈴の金が鳴った瞬間
私は気がついた…
「あ…次の授業…あのつるつるハゲ親父じゃん…やばっ!!」
とにかく走る〜♪←アホか
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
「神崎苺奈・・・あんたを潰してやる」
