ガラガラガラガラ




「あ!苺奈おはよ♪」


私たちが教室に入ってきて

真っ先に言ってきたのは


私の親友、佐藤 佑李


佑李とは中2のころからなの



「おはよ〜♪ゆーり」



自分の席につくと佑李が聞いてきた



「ねぇ…あのことまだ伝えてないの?」




「え?!////」


「その様子は伝えてないようだね♪」





伝えてないということは


綾汰のこと…




幼馴染の綾汰は幼稚園のころから


一緒で、んで中学のころ


好きになったりするのはあるえないと

私は思ってた



しかし、その結果好きになってしまった





「だ だって…いつ伝えるのよ///」



「チャンスがきた時?」




え…なぜに疑問系なんだこの人…

てゆうかチャンスもいつくんのよ



「まぁ、いつくるかわからんけど
チャンスは自分でつかむ物だしねー」



「ふ〜ん…自分でつかむ物か〜」




チャンスね〜…


でもそのチャンスとやらは

いつくんのか…




「おーい!席つけ〜!」



そう先生が言ったので

佑李も自分の席に戻っていった



戻ったっていうか私の前の席


で、綾汰は私の横の席という感じかな?



まぁね…綾汰が席隣でも


チャンスはくんのか…







「はぁ…チャンスね〜…」



私はため息混じりで呟いた





その言葉を綾汰が聞いていたことを
知らなかった