貴方と出会った時間。




「あ、うん。」




しばらく沈黙が続く。




「次どっち?」


沈黙を破ったのは異原くんから。


私は、右の方向に指を差す。




「俺のことしらねぇーだろ?」



「うん。だって、今日転校してきたんだもん。」



「そーだよなー。
俺のこと教えてやろーか?」



コクリと頷く。



「俺は、異原優貴
1年C組
なつかは?」



え?
クラス同じ。


今日、いなかったよね?



「私は、真谷地なつか
1年C組
身長が149cm
体重が」


私が体重を言おうとしたら、笑いだす異原くん



え?



「そこまできいてねーから」



まだ、笑ってるよー。