「お前の進路も心配してる」
「だからお嫁さん」
楽しそうに笑って有南さんは私の腕をとり
「城田は借りるよ」
逃げるように先生に言い、私達は先生の視界から外れて行く。
三者面談か
最近忙しくて忘れてた。
ジロリと胸ポケットを見ると「アタシ関係ないもーん」しれっとして、クミンが横を向く。
外に出ると
大きな雲が空を包み
さっきまでの綺麗な青空を隠していた。
ほんの少しのタイミングで
全てが変わる。
軽くなった髪に手をやり
私は有南さんと歩き出す。
って
また写真部をサボってしまった。
まぁいっか。
部活より、有南さんと一緒に過ごす時間が大切である。



