「片岡はさ、成沢が好きだから」
すんなり出た有南さんの言葉に驚いてると、逆に「知らなかったの?」って言われてしまった。
世間の情報から遠ざかってる私。
「まぁいっか、行こう」
足早に歩く有南さんの後ろを付いていると
「城田!呼び出し無視か?」
担任の増田先生につかまった。
そうだ呼び出されてたんだ。
「あれ?お前そんな髪だったっけ?」
担任の増田先生は、先生というよりお兄さん的感覚。
マッスーが愛称の優しくて若いイケメン。
バスケ部顧問で、童顔系だけど皆のアイドル。
「私の呼び出しの方が先だったの、ごめんねマッスー」
有南さんは堂々と私の肩を抱き、先生に言う。
「こっちも大事なんだけどなー。ま、いっか、明日の三者面談の確認。時間通りお願いしますって、お母さんに伝えておいて」
そうだ
進路についての三者面談があったんだ。
「大学の資料はこっちで用意してるけど、お前が本当に進みたい方面をはっきりしないと、どうにもならんから。医者か?外資系か?弁護士か?」
先生が困った顔をする横で「ゾーン広すぎ」って有南さんが声を上げる。
いや医者は無理でしょう。
先生、盛ってるよ。
「賢いと困るらしいぞ。有南は?どーすんだ?来週にでも親が来れる?菅原と同じで美容師でいいのか?」
菅原君と同じ道。
心がズキンとなぜか苦しくなる。
「親は忙しいから無理かもー。いいよもう、私はお嫁さんになるからいい」
「真面目に考えてくれよー」
「真面目ですぅ」
有南さんはからかうように先生に言う。
先生もタジタジ。
有南さん凄いなぁ。
生徒にモテモテの増田先生に対して、女子は好かれようとして、過剰な愛想をふりまいたり、まとわりついたりするのだけれども、その先生と対等に話をして、こびを売る事もない。
カッコいいわ。
すんなり出た有南さんの言葉に驚いてると、逆に「知らなかったの?」って言われてしまった。
世間の情報から遠ざかってる私。
「まぁいっか、行こう」
足早に歩く有南さんの後ろを付いていると
「城田!呼び出し無視か?」
担任の増田先生につかまった。
そうだ呼び出されてたんだ。
「あれ?お前そんな髪だったっけ?」
担任の増田先生は、先生というよりお兄さん的感覚。
マッスーが愛称の優しくて若いイケメン。
バスケ部顧問で、童顔系だけど皆のアイドル。
「私の呼び出しの方が先だったの、ごめんねマッスー」
有南さんは堂々と私の肩を抱き、先生に言う。
「こっちも大事なんだけどなー。ま、いっか、明日の三者面談の確認。時間通りお願いしますって、お母さんに伝えておいて」
そうだ
進路についての三者面談があったんだ。
「大学の資料はこっちで用意してるけど、お前が本当に進みたい方面をはっきりしないと、どうにもならんから。医者か?外資系か?弁護士か?」
先生が困った顔をする横で「ゾーン広すぎ」って有南さんが声を上げる。
いや医者は無理でしょう。
先生、盛ってるよ。
「賢いと困るらしいぞ。有南は?どーすんだ?来週にでも親が来れる?菅原と同じで美容師でいいのか?」
菅原君と同じ道。
心がズキンとなぜか苦しくなる。
「親は忙しいから無理かもー。いいよもう、私はお嫁さんになるからいい」
「真面目に考えてくれよー」
「真面目ですぅ」
有南さんはからかうように先生に言う。
先生もタジタジ。
有南さん凄いなぁ。
生徒にモテモテの増田先生に対して、女子は好かれようとして、過剰な愛想をふりまいたり、まとわりついたりするのだけれども、その先生と対等に話をして、こびを売る事もない。
カッコいいわ。



