「あのさ……」

電気を消そうとすると、クミンが話しかけてきた。

まだ寝てなかったんだ。

「何?」

「明日も学校に連れてってやるからね」

ん?連れてってやる?日本語変だぞ。
外国人だからしかたないか。

「そうだね、おやすみ」
優しく答えて、私は電気を消した。