ポケットには妖精

拓真は笑って私を受け止めてくれた。

そして
『最終通告』と、3回目のプロポーズをして、そのたびに見せてくれた指輪をまた差し出した。

断る理由はない。

大切な人は
手放してから気付くもの。

よく聞く言葉をしみじみとかみしめ

『ありがとう』って言い

私は城田春菜から菅原春菜になっていた。