ポケットには妖精


クミンは『ワタシ作った人だから、後の片づけは頼むねー』と、冷蔵庫からアイスとチョコを取り出して自分の部屋に逃げて行く。

大盛りオムライスの次は、アイスとチョコね

しかも
私の身体でね。

明日の胃は重いでしょう。

クミンは楽しそうに
大股開いて雑誌を読みアイスを食べ

私はシルバニアハウスの暖炉の上にちょこんと座る。

明日
菅原君に話をしよう。

言えなかったお礼を伝えよう。

今日の突然の風で
私を守ってくれたお礼も言ってない。

もちろん

告白とか
そんな事は考えてない。

同じクラスに居て
同じ空気を吸って
同じ場所に立ち

大好きな菅原君を
見るだけでいい

それが

とっても幸せだから。