逢いたい~桜に還る想い~


「おまえ、……そんなこと、言っちゃっていいの?」


「もー、だって! ───『甘えていい』って、言ったじゃない、雄仁のケチ」


「俺と付き合ってもいーって、本気で思ってんなら、構わないけどさ?」


じーっとあたしを見つめる瞳が妖しく煌めいて、

あたしの手を取りながら、雄仁が続けた。


「俺、彼女には容赦しねぇよ?」


「容赦…って、なに……」


なんだか危険な香りを察知し、自然と体が後ろに傾く。