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「───……い……おい………おいっ! さくらっ!!」



なかよし山の横に並んだタイヤに座ってぼーっとしていたら、

どでかい声で呼ばれ、───脳内トリップから引き戻された。


あれ?なんだっけ……?と、パチパチ瞬きすると、

にゅっ!と小さなお団子頭が視界に入る。


「さーくらちゃーん、“だるまさんがころんだ”しよーっ」


4歳のれいなちゃんが、あたしの手を握りしめ、
大きなドングリの木の方へ引っ張っていこうとする。


………いけない、サークル活動中だったんだっけ。


「れいな、仲間集めてこいよ。三人だけじゃつまんねーし。

……ほれ、カズとか結衣とか」


後ろから雄仁の声がして、

………そうか、さっきの怒鳴り声はヤツだったのか、と今更悟った。