それから、数百年の時を経て、 人類はヘンテコなういるすにやられた。 赤い液体があちこちにあった。 地球は青い星から、 真っ赤な星へと変わるのに、そう時間はかからなかった。 人々はなすすべなく、バタバタと倒れた。 「あらら」 「あれれ」 双子だけが生き残った。 不老不死の2人には、未知のういるすも歯が立たなかった。 双子はベンチを作った。