「ううん…。」


あたしたちはその日なにも話さずに

別々で帰った。


夜、アイスを買いにコンビニにきた。

「おっ。これこれ…。」


「170円でございます。」


「ありがとうございました。」



早くうち帰ってアイスたべよ。


「涼介…。こんなとこじゃだめだよ。」


「だれもみてねーよ。」


「んっ…はぁ…は…ぁ…」


え?まって?

加奈…?

加奈はあたしのクラスメイト。

なんで涼介と…キスしてるの?


あたしはそんなこと認めたくなくて
必死に走って家に帰った。