探×査×系×女×子

すると、博士は左に横飛びした。かと思うと、そのまま横から愛さんの肩を斬っていた。
「…痛い一本ね…。優ちゃん、後はお願いね!」
私は真剣な表情でうなずいた。
「確か…弓を使うんだったな。どうだ?ここは一つ、ゲームをしないか?」
「ゲーム?」
「一言言うたび、矢を放つ。ルールはこれだけだ。」
そう言うと、博士は銃を撃った。油断していた私は、間一髪で避けた。
「そういう事か…。なかなか面白いですね!」
私は矢を放った。博士はそれを盾で防いだ。
「何か私に言いたい事はないか?」