「円ちゃん…だよね…。」
倒れたままの愛さんが、私に問いかける。
「うわっ!?」
博士を押しのけて、円ちゃんは入ってきた。
「おまたせ~!」
「…あれ?円ちゃんじゃ…ない…?」
すると、円ちゃんらしき人はあくびをしながら言った。
「ふわぁ…もうわすれたの?CP-Gだよぉ…。」
「あ、コピーしたのね…。」
そう。私達が用意した「人間の体」とは、円ちゃんの体だったのだ。