探×査×系×女×子

「C-J、あれは何なの!?慧さんを守っていたんじゃなかったら、あれは一体何なの!?」
「まだ分からないのですか、旧式!あれは演技だと言っているでしょう!」
「くっ…!だったら、今まで何も知らなかった慧さんに謝りなさい!…慧さんだけじゃない、愛さんにも謝ってよ!知らずに騙され続けてきた、全ての人に謝って!」
「知らずに騙される方が悪いのです!」
C-Jはさらに深くハサミを食い込ませる。傷口からは、止まりそうにない血…に見える潤滑油が流れていた。
「結局は、力のあるものが物事を制するのです!そう…今のここでは、それは私だぁぁぁ!」
ハサミが、ついに私の体を両断した。腰から下の感覚が、無くなった。