探×査×系×女×子

「…これ…俺達じゃねーか…。」
ディスプレイには、数々のアンドロイド達の顔写真と名前が。その一番最後に、私達三人の名前があった。
「そう。そして、お探しのC-Jもここにいる。」
博士が指さしたのは、リストの一番初めだった。
「最初…?」
「そう。最初の指名手配であり、かつ指名手配犯唯一の第二世代。もう分かっただろう、EO-U。彼が何者なのか。」
「優、第二世代って…?」
「コードネームが二文字の、かなり昔に造られたアンドロイドの事。私達のコードネームは三文字だから、第三世代って言われてるの。」
「…志井。」
慧さんが、C-Jを睨みつけた。