「遊んでほしいみたいだぜ。」
慧さんがXY-Aの方を見て言う。
「このまま追いかけられ続けるのも面倒だし、遊んであげるのもいいかもね。」
愛さんが剣を手に持った。
「…倒すのか…?」
「当たり前だ。お前らが邪魔な俺達を攻撃するなら、俺達からもやっとかねーとな。」
「…倍返しか…?」
「かもな。」
二人とも、倒す気だった。私には逃げる必要もないし、このまま倒して追手を減らすのが得策だろう。
「じゃあ、早速行くぜ!」
慧さんが爪で斬りかかろうとする。が…。