探×査×系×女×子

「じゃあ、まずは職員室に挨拶だな。」
「職員室…?」
「ああ、場所分かんねーよな。俺が連れてってやるよ。…っていうか、俺がここまでやってあげてんのは特別なんだからな!感謝しろよ。」
言い方こそ恩着せがましかったが、敵ではないのは分かっていた。むしろ、慧さんは私の見方ですらあるのかもしれないとさえ思い始めていた。
「明日からはこうはいかねーからな!」