「俺達、仲間だろ!?だからこうやって、助けに来てくれたんだろ!自分だけの力じゃどうにもならないなら…仲間を頼れよ!」
「慧…。」
「優、何かいい策ないか?」
そう言われても、すぐには思い浮かばなかった。
「どうやら、私のコイルから発せられるこの音に手も足も出ないようですね。そろそろ、決着をつけましょう。」
そうか、VC-Hのこの音はコイルから発せられてるのか…。何とかこのコイルをどうにかできれば…。