探×査×系×女×子

「着きました。」
志井さんが言うと、ドアがまた勝手に開いた。
「着いたぞ。」
慧さんが降りるのに続いて、私も降りた。
「ここが、剄央高校だ。」
私たちの目の前には、慧さんの家に負けずとも劣らない大きさの建造物があった。手前にある背の低い門には、「私立剄央高校」と書いてあった。ここで、私はさらなる調査を続けるのか。