「総長!」
以前、一度だけ聞いた事がある声。
「あ、そこにいるのは…愛さんと姉貴ですか!?」
「…国枝さん…?」
私のかすかな声は、国枝さん、そして周りにいた大勢の男子達に届いていたようだ。
「姉貴!覚えていてくれたんスね!」
「…誰だ、お前達は?」
足を止めたTS-Mが言う。
「総長に歯向かう奴は、断じて許さないっス!俺達は、学会組っス!」
以前、一度だけ聞いた事がある声。
「あ、そこにいるのは…愛さんと姉貴ですか!?」
「…国枝さん…?」
私のかすかな声は、国枝さん、そして周りにいた大勢の男子達に届いていたようだ。
「姉貴!覚えていてくれたんスね!」
「…誰だ、お前達は?」
足を止めたTS-Mが言う。
「総長に歯向かう奴は、断じて許さないっス!俺達は、学会組っス!」



