私は右手を握り締め、思いっきりRB-Xの腹に拳を当てた。鈍い金属音が響く。確かに手ごたえはあったのだが、実際は数十センチ後ろに行かせるくらいにとどまってしまった。
怯んでいたRB-Xだが、すぐに体勢を立て直し、再び飛びかかってきた。勢いがある分、私の拳では…止められないだろう。
その時、ある考えが私に浮かんだ。この相手の硬さでは成功率は低いが、その可能性に懸けて実行する事にした。
怯んでいたRB-Xだが、すぐに体勢を立て直し、再び飛びかかってきた。勢いがある分、私の拳では…止められないだろう。
その時、ある考えが私に浮かんだ。この相手の硬さでは成功率は低いが、その可能性に懸けて実行する事にした。



