「…やっぱり硬いわね、アンドロイドの体は…。」
私の方は、どうにかRB-Xの進撃を止めているくらいだった。だがその体はあまりにも硬く、私の矢が曲がり始めている。…このままだと、拳は私の顔面に直撃する。
「優!」
慧さんの声。見ると、慧さんはすでにRB-Zを倒していた。
慧さんの二度目の叫び。
「右手を使え!」
「右手を…?」
「殴るんだよ!」