学校に行く時はパスしたので分からなかったが、瓦礫の道は案の定歩きづらかった。これと比べれば、土なんて歩きやすいくらいだ。
それでもどうにか頑張って歩いて、私達は会場に着いた。
「この中に慧さんはいると思うけど…。」
彼女が私の方を見て、屈託のない笑顔で言った。
「ありがとうございます!この先は一人で大丈夫なので、行ってきますね!」
「え、あの、ちょっと~!」
控室は、関係者以外立ち入り禁止なのだ。私は彼女を追った。
それでもどうにか頑張って歩いて、私達は会場に着いた。
「この中に慧さんはいると思うけど…。」
彼女が私の方を見て、屈託のない笑顔で言った。
「ありがとうございます!この先は一人で大丈夫なので、行ってきますね!」
「え、あの、ちょっと~!」
控室は、関係者以外立ち入り禁止なのだ。私は彼女を追った。



