そういえば、DQ-Tはどこから来たのだろう。もしかしたら、私を迎えに来ているのかもしれない。
その考えを頭の中からかき消す。それは絶対にない。もし迎えに来たのであれば、私を攻撃する事などないはずだ。
いや、これはただの性能確認テストなのだろうか。だとしたら…でも、それにしてもやりすぎだ。
とにかく、外で何かが起きているのは確かだ。私は外へと走った。