探×査×系×女×子

そして、円ちゃんが露骨に落ち込むのを尻目に、舟箸は…。
「李!」
舟箸の男子生徒の声が、マイク越しに聞こえる。続いて、正解音。
この二つの音が、私の頭の中に空しく響いた。
私達は…負けたのだった。
私達は、部活を、そして皆を守る唯一の術を失ってしまったのだ。
「そん…な…。」
私は絶望し、その場に座り込んだ。
「ごめんなさい…。」
円ちゃんの声は、震えていた。
「ごめんなさい、先輩…。私のせいで…。」