探×査×系×女×子

私は、正体を正直に話す事にした。
「私…本当は飯尾優なんかじゃないの。」
「優じゃ…ない?」
「私は…地球を探査しに来たアンドロイドなの。」
「アンド…ロイド?」
「うん…。」
すると、慧さんは突然笑い始めた。
「ほ、本当にいたんだな、そういうの。俺、全然信じてなかったけど、いるんだな、アンドロイドって。道理でなんでも知ってるわけだ。…俺を、撃つんだろ?じゃあ、撃てよ。俺、幸せだったぜ。最期にお前の正体を知れて。」