探×査×系×女×子

「へー、持ってないのか…調子乗んなよ、テメァ!」
突然、語調が変わった。
「へ…?」
「金を出せばそれで済むのに、俺達にいたぶられてーのか?この魔王会会長、砂端開(スナバシ・カイ)様によぉ!」
するとこの砂端という男は、指を鳴らした。その途端、砂端の後ろから、数え切れないほどのヤンキー達が現れた。
「遣れ。」
この一声で、ヤンキー達は刃物を取り出した。このままでは、刺される。
「おうおう、誰かと思えば、魔王会の会長様じゃねーか。」