「そうでなくても いっつも行き当たりばったりじゃねぇか」









ふと、








大樹の言葉を思い出した。












『確かに…』










大樹の言う通りじゃねぇか!!!








『行き当たりばったりバンザーイ!!!』




『拓也くん!!?』






『実里、オレ絶対に留年なんかしないから。

実里の側にずっと居るから…』










『拓也くん…














嬉しいけど、留年しのげる可能性は55%くらいと思うよ…』











ガチョーン……










『でっでも拓也くんなら頑張れるよ!! 応援してるからっ!』








実里……







『うん…実里大好き~』





『ちょっ泣かないでよ;』







これは嬉し涙なんだっ!!



生きるって素晴らしい!!