"茉奈へ"

突然ごめんな?

なんかこの俺が手紙書くとかまじきもいな。


でも。茉奈に伝えたいことがあるからこの手紙を書いた。


俺はもう死ぬかも知んねぇ。


目閉じたら一生開かねぇーかもしれねぇ。


だから手紙にした。


手紙って残るじゃん?

この手紙を見るたびに俺のこと思い出して欲しくてさ。


俺はさ。

お前に会えて本当に良かった。


心から守りたいって俺が幸せにしたいって思った。


でも。それも、もー叶わねぇな。


俺、もっともっと生きたかった。

茉奈と一緒にいたかった。


ごめんな?


こんな俺で。


愛してくれて。ありがと。

なんか、クサイな。


でもこれは俺の本音。


だからおまえは俺のぶんも幸せになれよ?



俺はお前のこと、幸せにしてあげられなかったけど。


俺は星になってお前を守ってやる。


だから。心配すんな。


俺は好きだったよ。


今も。きっと。一生。


だから。幸せになって。


俺が死んだら茉奈は絶望で溢れてんのかな??


それならちょーうれし!

けど。


もう。俺から離れて欲しい。


他のお前を幸せにできる奴と幸せになってほしい。



幸せな家庭作って茉奈はいい奥さんになって、


かっこいい旦那と可愛い子供。


そんな家庭になってほしい。


俺のわがままかも知んねぇけど。


幸せになっても俺のこと忘れないでくれ。


んで。俺は


ちゃんと、茉奈が好きだ。


愛してる。


これ以上書いてると泣いちまうから

もうこれぐらいにするな。


あっ。

大事なこと忘れてた。


今までありがとな。


んで、愛してる。


"快飛"