ヤンキーなんて好きじゃないから!

鈴菜ーsideー


2人がいなくなってから客が少なくなった気がする。



てか、二人、なに話してるんだろ………?



気になって集中できない。


ーーーーガシャン!


あ………お皿、割っちゃった…………。


「大丈夫か?」


ふっと前を見ると、そこにはさっき出て行った盛田がいた。


「え、あ、うん………」


盛田の姿を見ると、私は動揺を隠せないでいた。