深愛なるキミ

本当はホワイトデーに渡したかったのにキャンディなんて渡してさ。


どこまでヘタレなんだよ、俺。
でも、今日は絶対に渡すって決めてた。



それなのに・・・現れたひなたは俺を見て泣きながら笑ってこう言ったんだ。



「罰ゲームでも、こんな私を幸せな思いにさせてくれてドキドキさせてくれてありがとう、さよなら」



彼女に言われた言葉を否定して、今すぐ追いかけたいのに足がそこにくっついたかのように動けなかった。