「やめなよ!あいつひなたのこと絶対にからかってる。傷つくのはひなただよ」


「そうだ!あいつらなんてひなたを傷つけて笑ってる最低な奴らだぜ!」



悠ちゃんにもアキラくんにも止められた。でも、告白されてからずっと私は佐野くんのことで頭がいっぱいになっていた。


ご飯を食べていても、お風呂に入っていても、ベッドに入って眠る前もずっとずっと佐野くんのことが頭の中から離れなかったんだ。