ガラガラ

「葉羽ちゃん…」

刹那くんは私にすごく
申し訳なさそうな顔


「刹那くん、私 思い出したよ」

「僕も、僕を助けてくれる人がいること
思い出したんだ」

「そっか、良かった」

しばらくの沈黙の後

私たちは病室をでた