妄想世界


何日間か、この生活を繰り返した

「ねぇ、汰翔。私たち、いつまで
この生活が続くの?」

「わっかんね
もしかしたら一生かもな」

「汰翔は戻りたい?」

「俺は、葉羽のそばにいたい」

「うん、ありがとう」

「おう」

そうやって支えてくれた汰翔