その声に反応したように走って行った麻妃。 …なぁ、期待していいか、 このタイミングで 泣きながら走っていくなんて… なんてな。 麻妃が好きなのは裕二だもんな。 期待なんてしちゃダメだ その前にまず、付き合うことすらできないんだもんな でも…なんて考える甘い俺がいることにムカついた。 紅音は麻妃を追いかけて走っていった 大丈夫かな…? 紅音がいるから平気だとは思うけどな