夢のバージンロード!

「ありがとう。琴実ちゃん。元気でた。ちゃんと休んで元気出すんだよ?あと、プリントもやっておくよーに!!」

「えーー」

「そういわないで、しっかりやるんだよ?じゃあ、お大事に」

そう言って、先生は帰った。

「純平…」

声に出してみると、とても嬉しくて、笑顔が溢れた。

まさか、こんなに早く仲良くなれると思わなかった…

でも、私は、先生の痛みを利用した気持ちになった。

先生が別れたって言ったときも、喜んでいる自分がいたことが本当に嫌だった。

だから、先生に言ったさっきのごめんなさいは、そんな私の気持ちも混ざっていた。