夢のバージンロード!

次の朝、由井が私の席にきた。

「琴実~寝不足でしょ?」

「昨日、先生からメールの返事が来なくてさ、眠れなかったんだ」

「ええ!!メールってどう言うこと?」

驚く由井に、

「莉乃が来てから話すよ…」

そうして、話題をそらしていると、

「おはよう~♪あれ?琴実ちゃん!!どうしたの?そのクマ!?」

莉乃がいった。

私は、昨日の出来事を全部話した。

「へ~。琴実ちゃん、意外とやるね~」

莉乃が感心していると、先生が入ってきた。

今日は、1限目から、国語だ。

授業には、一文字も逃さずにすべてノートに書いた。不思議と眠気すらなかった。

そう思っているうちに、授業は終わった。

「琴実ちゃん!!ちょっとおいで!!」

先生が、呼んでいる。

「はい?」

先生のところに行き、昨日のプリントを渡した。

「今日、放課後に、自習室でね?? 」

そういうと、先生は教室をでた。