*実加Side*
ガラッ。
「おはよう。」
ザワッ!!
ん?何だろ?
「ねぇ・・・。」
ビクッ。
!?
タッタッ・・・。
・・・?私の机?を見てる・・・。?どうしたんだろう??
まず、座んなきゃね・・・。
タッ。
!!
何・・・。これ・・・私の机に大きく〝馬鹿〟って刻まれてる・・・!!
チラチラ・・・。
!!黒板っ!?
バッ・・・!!
・・・・・・。見なきゃよかった。
〝内田実加はいじめられていたww〟なんて書いてあるなんて・・・!!
誰がこんな事・・・!!
春華にしか教えてないのに・・・。
はっ・・・!!

もしかしてこれ全部、全部春華が・・・?
ガラッ!!
!!
「春華・・・・・・。」
「ん?どうしたのぉ?なにして・・・・・・!!」
あっ・・・!春華に見られちゃった・・・。
バンッ!!
「どうしたの!?これ!!」
「・・・・・・!!」
ガシッ!!
「え・・・?」
ダッ!!
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚
ガラッ!!
「さっきのやったの春華なんでしょっ!?私知ってるよ!私、春華にしか話してないし、それ にこの前春華が実加ってちょっと内気すぎじゃない?とか友達に話してったって聞いた!」
「本当に疑ってるの・・・?私、そんな事言ってないよっ!!」
始めは震えた声だったけど後から怒った口調になってた。
「~~!!嘘つかないでよ!!ちゃんと話してくれたら許そうと思ってたけど・・・
 ―――――――春華なんて大っ嫌いっ!!」
バンッ!!
*春華Side*
バンッ!!
実加・・・。信じてよ。私、何にもしてないよ・・・?何にも言ってないよ・・・?
私は信じて待ってる・・・。いつか分かり合える日まで・・・!!
ポロポロッ。
「・・・・・・うっ。」
グイッ!!
「・・・・・・。」
ガラッ。

実加・・・信じてるよ――――・・・。