オオカミ君は私の彼氏


彩華がいてくれたら、もっとちゃんと話せたはずだったのに...。

人見知りだし、見た目がいい人って余計緊張しちゃうんだよね。

「でも彼は2人っきりで喜んでたんじゃないの?」

「.........」

喜んでたかは分からないけど、ずっと2人で話をしたがってたっぽかった…ような…。

話してる途中で先生が入ってきたのでお互いの席に戻った。

悠斗くんのことを思い出すと気持ちが高鳴る。

...久々に会えて嬉しかったなぁ。

予想をはるかに超えたイケメン成長っぷりには驚いたけど、優しいままでいてくれてなんだか安心した。

また、会えるといいなぁ。