「あ、いや、あの、全然。ピンピンしてますっ。この通り!」
「………」
慌てて口を開いて出た言葉に面食らったようにびっくりしてる男性。
「あはは、ほんとすいませんでした。では。」
いたたまれなくなったあたしはこの微妙な雰囲気に耐えきれなくなってお詫びをしてすぐさまトイレまで全速力で逃げ込んだ。
ああああ…。
あたしカンペキ変人じゃん。絶対ドン引きだよ。見惚れてたのバレバレだよ。
さっきの醜態にトイレの中で項垂れるあたし。
でもさっきの人、カッコ良かったな……。
ブラウンに染められている髪に軽くワックスで流すように整えられてて。大きくて綺麗な瞳と薄い唇。
…って変態か!
自分の変人さと変態さにホトホト呆れてしまう……。
