GIRL Story

駅に着くと茉莉亜は伊達政宗像の前で待っていた。

夜中にも関わらず駅には人が結構居た。

久ぶりだけど遠目からもすぐ茉莉亜だとわかった。
背が高くて小麦色の肌。

イケテルメイク。

茉莉亜もすぐに優奈を見つけていた。

心配だったのか見つけるとすぐに
茉莉亜は駆け寄ってきた。

「大丈夫だった?」

心配そうに除き込む久しぶりの茉莉亜の顔。

「うん。心配かけてごめんね。」

そう言って力が抜ける。

久しぶりに茉莉亜の顔を見て優奈は気持ちが落ち着いてきた。