彼の居ない部屋で座り込み自分と葛藤している茉莉亜がいた。 その視線の先には転がっている注射器・・・。 優奈の軽蔑する目が頭に浮かぶ。 (もうわかって・・・。私はこんな姉です。) 心の中で優奈にいい注射器を手に取る。