ミナは「でも、」と付け足し、儚げに笑った。


「でも、友達に聞いたりとか・・・・・・出来る限りの事はしてみるからさ」


俺の予想は大正解だった。
信じるってイイね!!改めて感じる。

勇輝が「よかったな」と声をかけられ、俺は笑顔で頷く。

そしてミナにも笑顔で、ありがとうの言葉を告げる。

「ありがとなっ、ミナ!」

「う、うん・・・・・・」


この時もミナは、儚い、弱々しい微笑みで頷く。

俺は疑問に思いつつ、何を聞こうかと頭の中で会議を始める。