ガタン‼︎




雅「おい、土方。」




土「てめぇ、他の呼び方あんだろ。」




雅「歳三。」




土「馬鹿‼︎‼︎ちげーよ‼︎」




夕方近くになり呼び出しを受けた雅は




土方の部屋に来ていた。




雅「他に呼び方なんてあったか?」




土「土方さんとか副長とか‼︎」




雅「ヒジカタサン。」




土「無理やりだな。」




雅「フクチョー。」




土「ちっ....土方でいい。」




雅「土方。」




土「なんだ‼︎‼︎」




手に持つキセルを机に叩きつける。




雅「なんだって言われても、あんたが呼んだから来たんだけど....」




土「あぁ。そうだったな。」




雅「馬鹿野郎か。」




土「あぁ?」




雅「なんでもありませんよー。」




土方の睨みもどこ吹く風な雅に




思わず頭を抱える。




土「はぁ....仕事だ。」