土「しごとっつっても大したことじゃねぇ。隊士に稽古つけてやってくれ。」




雅「なぜ私が...」




不服そうな雅を見ると




土方は竹刀を投げた。




土「まぁそういうな。お前の顔見せ兼ねてだ。みんな座敷で会ってるか。」




雅「何のつもりだ。私は忍びだから剣よりも飛び道具や密偵の方が向いてる」




土「あぁ、総司‼︎わりぃがこいつを道場に連れてけ。」




たまたま通りかかった総司を




呼び止めると総司はちらりと




雅を見て頷いた。




総「いいですよ。こちらへ。」




雅「私の意見は無視か?」




土「頼んだぞ。」




そう言うと土方は早々に立ち去る。




総「行きましょう。」




雅「はぁ。」