傾城は時の氏神

花「なんのことかわからしまへんわ。」




土「まぁいい。」




大したことでもないというように




土方は側に寄る。




土「そういえば桂にあった。」




花「桂さん?」




土「あぁ。どういう関係だ。」




花「どうもなにも馴染みどす。」




土「お前桂のイロか?」




花「そんなん違います。」




土「じゃああれか。お前は専ら間者として島原にいたってわけか。」




花「それも違います。」




土「あぁ?」




煮え切らない返事ばかりを繰り返す




花君に土方は苛立ちが募る。




土「だったらなんだっていうんだよ。忍びのお前が島原で働く理由を詳しく聞かせてもらおうか。」




花「っ....」




土「どうした。なにもいえねぇってか?」




花「黙っとくれやす...」




土「そうだよなぁ。愛しい桂の命運が掛かってるんだもんなぁ。」




花「うるさい....」




土「間者として口を割ってしまいましたなんて言うわけにはいかねぇしな。」




花「土方.....」




土「忍びがペラペラ喋っちまったら恥ずかしくて外もあるけねぇだろうな。」




花「黙れ!!!!!!」