傾城は時の氏神

禿「せやかて‼︎はよ行かないとまた旦那はんがここまで来はると思いますえ?」



花「....つまらん駆け引きは好かんのよ。」



禿「太夫‼︎頼みますよ‼︎」



花「分かったからそこで騒がんとって。」



禿「はよ来はってくださいよ‼︎」



襖を閉めると慌ただしく走って行った



自分付きの禿に思わずため息が出る。



花「全く...」



花君は打掛に袖を通すと



座敷へ向かった。